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The Soul Mantra

  • I am the Soul,
    私はたましい
  • I am the Light Divine,
    私は神なる光
  • I am Love,
    私は愛
  • I am Will,
    私は意志
  • I am Fixed Design.
    私は完璧にデザインされている

Translation 通訳・翻訳

2009.03.08

翻訳漬けの日々

ここ1か月ほど、家での時間はほとんど翻訳と翻訳校正に使っています。そしてそれが佳境に入ってきたのでまた日記の更新をさぼっていました。っていうか、はっきり言って無理です、時間がないですもの。

それにしても翻訳する度に思いますが、本当に通訳や翻訳って難しい。違った文化背景の言語であれば、単語ひとつとっても、まったく同じ意味のものなど殆どなく、生来ものすごい完璧主義者の(今は年とって少しその完璧度が下がってますけど)私は、その同じ単語の違う意味で悶々としてしまい、肝心の訳が全然進まない状態になります。

そして、そういう風に一つの英語の単語が複数の日本語の意味を持つ場合、訳者は、本文に対して深い理解が必要になり、その訳者独自の解釈が要求されるのです。

大体英語って能動的な言語ですよね。文にやたら動詞や動詞的な表現が多いのです。おんなじような意味合いの動作を一つの文章の中にいっぱい詰め込んできて、それをそのまま日本語にすると、英語に引きずられて、やたらめったらアクションしてるまどろっこしい文章になります。(例えば、「サポートすることが重要だと理解することを認めることを発表した」なんて、正しい日本語じゃないですよね、いったい本当に重要なアクションはなんなんだ?ってなります)それで、その日本語を英語の意味を損なわずに簡潔にするのには、今度はとても高い日本語能力が要求されます。

それで、そのたびに思うのです。「ああ、翻訳も面倒くさい。向いてない。」

前の日記にも何回か書きましたが、私は通訳も不向きです。通訳の必須資質の中で、持っているものは度胸とハッタリ、それに少しの英語力と日本語力ですかね。大体100%完璧に伝えるなんて無理なんです。やっぱり原文は原文のまま理解するのが一番です。

外国語が良く分からない人たちには想像するのが難しいかもしれませんが、どうしてもその人の言うことを理解したいと思ったら、やっぱりその人の話す言葉を自分で学んだ方がいいです。

ワークショップだって、セミナーだって、通訳入りだと同じ時間やって、通訳なしの場合の約半分しか得ることが出来ないんです。とても損していますよね。

マッサージや他の施術をする体力がなくなったら、翻訳をメインの仕事にしようかしらなんて考えたけど、今のところ、ちょっと無理。いや、多分絶対無理。ストレスで体重2倍ぐらいになりそうです(笑)。

でも、最近ものすごく翻訳させられてるよなぁ、やっぱり私の課題なのかしら?

とつべこべ言わず、翻訳に戻ることにします。
翻訳そのものに対しては置いといて、訳しているものの内容が良いので助かります。

2008.04.23

シンガポール

シンガポールコンファレンスは大盛況のうちに幕をとじることができました。遠路はるばる暑くて寒いシンガポールに来てくださった参加者の皆様、本当にありがとうございました。またお手伝いくださったたくさんの皆様や、無償の講演、ワークショップをしてくださった講演者の方達にも言葉では言い尽くせないほど感謝しています。

お土産バッグを手に楽しそうに帰って行かれる参加者の方達を見ていて、準備に費やした時間と労力が報われたような気がしました。また、ウェルカムパックとワークショップのハンドアウトが良かったと言ってくださる方の話を聞いて、ほっとしました。最後の2週間の「ウェルカムパック地獄」が、報われたと思えた瞬間でもありました。

講演、ワークショップ両方とも私自身は忙しくてほとんど何も見ることができませんでしたので、コンファレンスの内容についてはなにも書くことができません。参加者の方が雑誌にレポートを書いてくださることになっているので、それを私も楽しみに待つことにします。

昨日のスクールミーティングもたくさんの学校が参加してくださって、こちらもミーティングとしては実りあるものであったと思います。至急処理しないといけない宿題が山積みになってしまってまたプレッシャーを感じていますが……。

4月に入ってから最悪だった体調が、シンガポール入りしてから更にもっと最悪になってしまって、普通の会話すら努力しないと出来ないようになってしまい、あんなにたくさんの人たちにお会いできたのに、殆ど話ができなかったのが本当に心残りです。

これからホテルをチェックアウトして今晩の飛行機でイギリスに帰るところです。8日間も居たのに結局ほとんどシンガポールを見ないままに帰ることになりそうです。

ってよく考えると、シンガポールに来てもずっと、打ち合わせ、ミーティング、書類の作成、プリント、コピー、カウント、荷物の移動、の繰り返しで、場所がただイギリスじゃないだけって言うだけだったかも。自国以外の場所でこんなに大規模な催しを出来る体力がないのに、「え~いっ!」っていう勢いだけでやっちゃった、って感じですね(苦笑)。なんでこんなことが出来たのかって聞かれてもきっと誰も答えられないと思います。

イギリスに帰ったら数日は身体をゆっくり休ませてあげたいと思います。滅多なことでは体調を大きく崩さない私ですが、さすがにこれだけボロボロになったらこれ以上は危険だと自覚しました。心配していろいろなものを下さったり、分けてくださった皆様、本当に心づかいありがとうございました。

シンガポールの話は、また折を見て書くことにします。(もう頭が働かないです)。

2008.03.11

子宮内膜症とアロマセラピー

忙しくてブログの更新をサボっていました。
まだ忙しさは全然解消されていませんが、ここでちょっと発散します(苦笑)。

この間の日記にも書いたのですが、IFAシンガポールコンファレンスの講演とワークショップなどのパックの翻訳とスクールミーティングの準備に追われています。翻訳しなければならない講演・ワークショップの原稿は100ページを超えているので、それを見ただけで目がクラクラ…、そのほかにスクールミーティングで話し合われる内容も日本語サポートを用意しないといけないのですが、スーパービジョンとアロマケアだけでまたこれも数十ページに…。内容も濃いから専門用語や医学知識が盛りだくさんで、ものすごく勉強になるけど、残っている原稿を見ると冷や汗が出てきます。

講演とワークショップの殆どはボランティアの方に下訳を頼みましたが、戻ってきたものをチェック・校正して、正しいフォーマットで仕上げるという作業に、実際に最初から翻訳するのとほとんど変わらないくらい時間と手間がかかるのです(大汗)。

そんなわけで先週はネットなんてやる暇は皆無で、必要最低限のニュースとメールをチェックしたら、後は黙々と校正作業なんていう地味な生活をしていました。締切間際のライターってこんな感じなんでしょうかね。これ下訳をしてくださった翻訳ボランティアの方達もおそらくこれと変わらないかそれ以上に大変だったのではないかと思います。本当にありがとうございます。とても感謝しています。(別にここ見てないと思うけど、一応お礼を)

数年前にリサイクルやコンポスト関連の雑誌やニュース記事を日本語翻訳する仕事を2年近くしていましたが、この時すでに私は翻訳のセンスがないと悟っていました。こういうコツコツと地道にする仕事って根気がないとできませんよね。悲しいかな私はどうやら根気が全然ないようです(涙)

ところで昨日やっと校正が終わったのは、ヴァレリー・ワーウッドの「子宮内膜症を緩和するアロマセラピー」という講演のもの。下訳をしてくださった方もとても大変だったと思いますが、この内容はとても興味深いです。多くの人にシンガポールに来ていただいて講演を聞いてほしいです。

子宮内膜症は生殖年齢にある女性の10~15%が影響を受けているとされる疾患で、毎月不快感や痛みに悩まされている人からほとんど痛みなどを感じていない無自覚の人まで症状の出方は様々ですが、不妊の原因になったり、他の腹腔内の病気へと発展したりすることも多々あるようです。原因はいろいろあるようですが、はっきり特定されていないのだそうです。アロマセラピーがいくつかの生殖系、婦人科系の症状に良い効果を上げるように、子宮内膜症も様々な臨床効果を上げています。ヴァレリーの講演はそういったことにも言及します。

コンファレンスの期間にヴァレリーのサイン会がシンガポールの本屋さんだったかで行われる予定です。彼女の本は中国語に翻訳されていて、中国人の間では大人気なんです。日本ではあんまりヴァレリーの話をする人に会ったことがないので、もしかして日本語訳が出ていないのか、あまり読まれていないのでしょうか。彼女の本は私も3冊持っていて、特に"The Fragrant Heavens"は、Patricia Davisの"Subtle Aromatherapy"と並んで、アロマセラピーや精油をスピリチュアルの観点からとらえるガイドになる素晴らしい本で、愛読の一冊です。イギリス人のアロマセラピストは結構ヴァレリーの本を持っている人が多いように思いますが、プロのアロマセラピストの観点からみてもこの”The Fragrant…"シリーズは良書です。

The Fragrant Heavens The Fragrant Heavens

著者:Valerie Ann Worwood
販売元:Doubleday
Amazon.co.jpで詳細を確認する

彼女の翻訳はワークショップの方もまだあるのですが、こちらはまだ原稿が来ていないんです~~(叫)間に合うんでしょうか?そして誰が訳すんでしょうか?(怖)

これから、「エイズ患者の子供たち」、続けて「英国国立病院でのアロマセラピー普及」の講演翻訳校正を始めるところです。いやぁ、大変だけど、本当に勉強になりますね。

アンジェリック・レイキのマニュアル翻訳も少しずつ始めていたのですが、こちらはしばらくお預けですね。翻訳センスはあんまりないですが、たくさん訳して苦手意識を克服していけたら、最終的には私の財産になりますよね。がんばりま~す。

2007.11.29

Culture Witness

月曜日から仕事でブリストルに行ってました。

今回のお仕事は、"Calture Witness"という仕事で、無理やり訳すと「文化の証人」とでも言うのでしょうか、イギリス人に日本文化、日本のビジネス文化を紹介するワークショッププログラムに「生き証人」っていう立場で参加すると言うものでした。

2日間朝の8時半から5時までランチも45分しかないという内容のものすご~く濃いワークショップでしたが、凄く楽しかったです。

大勢のイギリス人の前でスピーチするので大丈夫かなぁと心配でしたが、思ったほど緊張することもなく、言いたいことの60%ぐらいしかいえない場合も多々あったのですが、日本人としての私が見たステレオタイプのイギリス人像として批判や注文など厳しい事も言いたいだけ言いましたが、こちらが恐縮するぐらい皆さん熱心に聞いてくださいました。

このワークショッププログラムは、イギリス人に向けて行う為にデザインされたものですが、日本人の私にとっても勉強になることばかりでした。文化って自分のアイデンティティーが確立されていないと語れないものなのだとつくづく思います。また、他の国の文化を学び、自分の文化を他国の人に伝えようとするときにはかなり深い考察が必要となります。このワークショップのための準備期間も含めて、日本文化とイギリス(ブリティッシュ)文化についていろんなことに思いを馳せました。

長い間イギリスに居るせいで、必要性に迫られたという側面もあって、日本のことについてはある程度の考察を今までにもしてきました。内容によってはそれ程深い知識ではありませんが、日本に居たらあんまり考えない事も沢山考える機会があります。日本について良く質問されるし、逆にイギリスの状況を見て、「じゃあ、日本はどうなんだ?」と良く考えることになるのです。外国暮らしをすると日本に居る人よりはるかに「日本」について考えさせられる訳です。

宗教のこと、戦争のこと、テロのこと、政治のこと、経済のこと、働く環境について、仕事観について、女性の地位について、価値観について、世界の中での自分の国の役割について、イギリス人や欧州人、西洋人との違いについて、中国人や他のアジアの国との違いについて、そして自分自身について。

日本に居て日本人にしか会わないでいると意外に考えないことです。そして、自分の意見をしっかりもっていないと「会話」として成り立ちません。

また、相手の理解レベルに合わせて話をしないととんだ誤解を生むことにもなります。中国と日本の違いも良く分かっていない人、日本が世界の何処にあるのかも良く分かっていない人、特に興味を持っていない人に日本についての深い話を望んでも無理なのです。

同じことがスピリチュアルな話についても言えると思います。それぞれの覚醒レベルにあった話をしないと、「???」になるか、拒絶反応が起こるかしてしまいます。

今回のワークショップ参加者の方たちは、イギリスでもかなり大きな優良製造企業のシニアレベルのエリートエンジニアの人たちでした。エンジニアと言うだけあって、マーケティングで人を出し抜くこととか人のお金の勘定ばかりしているようなシティやロンドン周辺のビジネスマンと違って、自分を等身大で生きている地に足の着いた素晴らしい人たちばかりでした。(あ、私があんまり知らないだけで、シティのビジネスマンにも素晴らしい人は沢山居ると思います。念のため(笑))。

知識としてあまり知らない事も、構えたり妙に捻ったりせず、自分を見失うことなく物事をありのままに受け入れるという寛容さやポジティブに捉える余裕があると、凄い勢いで吸収できるのだなぁと、このワークショップでしみじみ思いました。

受け入れるのも拒否するのも、無視するのも取り入れるのも、何事も自分次第なんだと改めて学ばせていただきました。

2007.11.14

英語コンプレックス

昨日、以前ロンドンに来た当時働いていた会社の退職者の会に行ってきました。

この会社は東京代理店で働いていた私をロンドンに呼んでくれた会社で、イギリスの大きな船舶グループの運輸部門、当時はP&Oコンテイナーズという名前の会社でした。イギリスにいる人にとっては馴染み深いP&OフェリーやP&Oクルーズと同グループの会社です。私が辞める1年前にオランダの会社ネドロイドと合併して、P&Oネドロイドとなり、2年ほど前に、デンマークの会社、マースクに買収されて消滅しました。

消滅してから、会社をリタイアした数名が発起人となって、P&Oで働いていた人たちの会を作り年に一度ランチョンをやって昔の同僚とお話しましょうという趣旨の、日本のOB・OG会みたいなものが去年から始まったそうで、2ヶ月ほど前に私のところにも連絡が来て、面白そうなので参加したのです。

長い歴史のある会社ですし、私はそこでは6年半しか働いていない(
それでも私の経歴の中では最長勤務です)から、それほどたくさんの人を知っているわけではないのですが、それでもさすがに大きな会社なので、知っている人・見かけた顔が結構いました。会員は500名を超えたそうですが、昨日の参加は120人ぐらいでした。その中で東洋人は私一人だったので、もともと東洋人は殆どいない会社ですから、知っている人はすぐに私を見つけてくれました。辞めてからもう10年近くになりますが、皆ちょっとずつ年をとっていて懐かしくてノスタルジックな気持ちにさせられたランチョンでした。

ロンドンに来て初めて働き出したこの会社は、船舶の会社ですから世界中に支店や代理店を持ち、事業的にはインターナショナルな会社といえますが、イギリスの本社は、圧倒的にイギリス一色で、周りはイギリス人ばかり。ヨーロピアンも殆どいなくて、当初は本当に大変でした。

実はこのロンドン本社勤務でイギリスに来る以前に、2年ほどロンドンに語学留学していたので、英語は何とかなるかなぁと思ってやってきたのですが、外人慣れしていないイギリス人の容赦のなさ
には当初本当に苦労しました。まぁ、実際に仕事になったら、英語は話せて当たり前、分かって当たり前というのは確かにその通りなんですけど、自分達の国の言葉が国際的に通じることによる語学的傲慢さには本当に泣かされました。学校の先生みたいにRP(標準英語)で話してくれるわけでもないですし、「分からないことが分からない」のですから、分かっていないと酷く見下されたりもしました。

実際には日本人の駐在が2人(後に1人に減員)いたのですが、彼らは日本人のお客さんたちの営業で殆どオフィスに来ませんので、実質的にはイギリス人の中で一人奮闘という感じでした。このとき味わった英語コンプレックスは今でもかなり私の英語に影響しています。もう少し非イギリス人率が高ければ、または外人なれしているイギリス人率が高ければ、状況は違ったかもしれませんけど、どちらにしてももともと私は語学コンプレックスが凄くある方なので、これはあらかじめ私の人生で設定されていたチャレンジだったのだと思います。

ここでイギリス人相手に苦労した後に転職した日系メーカーでは、ヨーロッパ各地の代理店が主な取引相手で、欧州人相手に英語でコミュニケートすることがどれだけ楽であるかを実感しました。お互い外国語なので語学的優位というのがないし、意味が分からなくて聞き返しても「何でわかんないのさっ!」みたいな傲慢さもなく、妙な気遣いもしなくて済みます。もちろん英語があまり上手ではない人とも話さないといけないしへんなアクセントで話されてホトホト困ってしまうこともありましたが、お互いが「お互い様」と思っているからなのか、思いやりのようなものをもって話をすることが出来ましたし、何より人とコミュニケートするときに大事なことは「言語の正確さ」ではなくて「言いたいことが伝わること」なのです。自分の言葉が通じなくて苦労したことがある人は、人に何かを伝えるときに何通りもの言い方を用意できるようになります。

語学音痴のイギリス人は分からなくてきき返してもまったく同じことをオウムのように繰り返すか、少し話す速度を落とすだけだったりします。その言い回しが分からないとかその単語が分からないということ自体が分かっていないのと、語学センスがないので言い方を変えると言うセンスもないのでしょうね。

それにしても、その語学コンプレックスをいまだに克服できていない私が、ワークショップの通訳をやったりするって言うのは、自分的にも驚きです。良くやるよなぁって思います。英語コンプレックスがいまだ克服できていないのは、おそらく私自身が(傲慢にも)イギリス人と張り合っていることが問題なのだと思います。結局イギリス人と同等かそれ以上に正確に(発音も含めて)話せるようにならないと私のこのコンプレックスは解消しないのでしょうねぇ・・・。無理っていうか、そういうのlet goさせないといけないですよねぇ・・・。

今月の終わりに、Culture Witnessというワークショップの単発のお仕事があります。これは、日本のビジネスのやり方や注意点をイギリスの会社で日本のビジネスを担当する人に紹介するというワークショップです。私は、自分の経験や、参加者がイギリス人として注意すること、イギリスと日本のビジネスの進め方の違いなどについての話をします。実際にワークショップを進めていくのはCulture Witnessの担当のイギリス人なのですが、私はネイティブ日本人として、日本語の発音デモや実際にいろんなことをやってみせたりすることになります。イギリスに来てショックを受けたことや頭にきたこと等文化の違いとしてどんどん紹介して良いって言われています。そういうことならいっぱいあるので(笑)、ネタには困らないと思います。

こういう仕事を紹介してもらったって言うのも、やっぱり辛かったり嬉しくなかったりした経験がいつかは役に立つってことなんでしょうかね。

今のセラピーのお仕事でも、私が外国人だから結構心を開いてくれるって言うのもあったりするかなって時々思います。自分の身近な人だと話せないことも他人になら話せるって言うのと一緒で、外国人ならもっと部外者だから話せるってこともあるんじゃないかと思います。


2007.08.26

日本滞在記その7-がん患者ケアとアロマセラピー(ワークショップ)

今回の来日での最後の仕事は8月5日「がん患者ケアとアロマセラピー」ワークショップ、の通訳でした。このワークショップは7月21日に神戸、7月26日に大阪でも行いました。

前の記事(滞在記その4)に書いたとおり、最初の日はプリントアウトが間に合わず、始まって15分位経ってから配られるということも有りましたが、とても興味深い内容のワークショップだったと思います。

今回の講師を務めたMegan Joyce=メーガン・ジョイス(ファーストネームは英語読みすると限りなくメガンに近い発音です)は、学習障害者の看護士で、介護業界に長く従事しており、アロマセラピーのほかマニュアル・リンパティック・ドレナージュを含む相補(補完)療法セラピストとして活躍中です。また今年はIFA理事も務め、試験官としての活動も始めました。彼女はまた、ファウンテンセンターという腫瘍学センター(病院)内にある、相補(補完)療法センターで、ボランティアとしてがん患者のケアにあたっています。

イギリスでも、アロマセラピーなどの代替・相補療法が、医療を助ける「療法」として広く認められてきたのはごく最近のことです。1980年代半ばには、「一時的なブーム」と見られていたものが、90年代に入っても続いているため、医療協会は、その存在を(しぶしぶ)認め、指導を始めるようになり、やがて、「正当な医療として使わない・教えない」と言うように、「正統医療より格下の療法」と位置づけられました。その後代替・相補療法はプリンス統合保健財団の管轄になり、その管理下におかれるようになり、広く利用されるようになって行きました。

また、がん患者ケアにおける相補療法は、1999年に、チャリティーがんケア団体のマクミラン・キャンサーの、コーン博士による「がんケアと相補セラピーについて」のレポートが発表され、初めて正統医療に携わるお医者様が、がん患者と相補療法について言及して注目を集めました。そして2003年に、プリンス財団により「がん患者サポートと緩和ケアにおける相補療法使用についてのガイドライン」が設立されて、今日に至っています。

講師のメーガンが週に一度ボランティアをしている、ファウンテンセンターは、ロンドン南部のサリー州のギルフォードという街にある、セント・ルークスがんセンター(病院)の中にあります。ファウンテンセンターは、がん患者のための施設で、患者のための情報、カウンセリング、そして相補療法が提供されています。ここは、3人の運営スタッフと、90人にものぼるボランティア相補療法セラピストが、がん患者を手助けするために働いています。

ワークショップの最後にこのセンターの紹介DVDをお見せしたのですが、なかなか印象深い内容で、私自身もとても感動しました。イギリスにおけるがん患者の相補療法ケアのパイオニア的存在なんだそうです。がん患者さん達は、4回まで無料で好きな療法を受けることが出来ます。その後はいくらか料金を払うようになりますが、それも「払えるだけ」の額で、特に料金は決まっていないそうです。またがん患者の家族も利用することが出来るのだそうです。90人の相補療法セラピストボランティアたちは、自分達のリーフレットを待合室において、自宅訪問トリートメントなどを望む患者さん達に、自分達の設定した料金で、センター外で施術を行っているそうです。

また、ワークショップでは、がんについて、またがんの進行について、そしてがんの治療の種類などを紹介し、アロマセラピストとしてがん患者に何が出来るかと言うことを考えて行きました。

がんによる死因は殆どが転移によるものなんだそうです。そして、その転移は、転移が診断により認められるより以前に形成されているとされます。また、転移は腫瘍が触れる部分に移っていくとは限らず、離れた場所でも形成されるのだそうです。必ずしも隣の内臓や組織に移って行くとは限らないって事ですね。怖いです。

アロマセラピストとしてがん患者に提供できることは何でしょうか。ワークショップでは主に下記の点を上げていました。

 生活の質の向上
 症状の緩和
 リラクゼーションの促進
 緊張・ストレス・不安の軽減
 思いやりある「タッチ」を通じて、快適さと安心感を提供
 信頼の中で1対1で自由に話せる環境を提供
 必要なだけの時間(どれだけ長くかかろうとも)と共感を提供する
 患者の必要なものを知るために可能な限りホリスティックアプローチを行う
 患者自身の理解レベルに合わせ、その患者の状況を判断(断定)しない
 気持ちよい、そして繊細で微妙な経験をアロマとタッチの強力な効果と共に提供する
 免疫系の改善
 怒りや悲しみを解放し、受け入れる
 家族へのサポート(喪失感や置き去りにされた人々への手助け)
 カウンセリング(アロマセラピストとして出来る範囲のもの)

最後にメーガンは、エリザベス・キューブラー・ロス著「死ぬ瞬間-死とその過程について」という本を紹介。こちらはがん患者など、重大な病気の患者のケア従事者に、テキスト本としてよく紹介される本なのだそうです。がん患者の心理などを知り、ケアに役立つとてもよい本だと言うことです。私も時間が有ったらぜひ読んでみたいと思っています。

死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫) 死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)

著者:エリザベス キューブラー・ロス
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この著者は、他にも「死」についての本をたくさん書いていて、翻訳もいくつか出ているようです。

日本からロンドンに戻ってすぐに、6月まで施術していたがん患者さんがお亡くなりになったと聞きました。彼女のことはキモセラピープロフェッショナル・セラピストの記事にも書きました。今考えると彼女の言ってた話には少し矛盾したところがあった気がします。5月に退院したと連絡が有って、リフレクソロジーを始めた頃には、すでに末期がんだったんじゃないかと今更ながら思うのです。もしかしたら彼女自身も混乱していたのかもしれません。以前はかなりふくよかだった彼女が、キモセラピーを始めた頃から急激にやつれて弱っていった様子は今でもよく覚えています。私はセラピストとして彼女の人生最後の時期に、何かヘルプが出来たのだろうか、とふと考えます。穏やかに安らかにお亡くなりになったのでしたらいいのですが。

ワークショップの最後にアロマセラピストとしての心構えをまとめとして紹介しました。

  • 「がん」をトリートする(扱う)のではなく、「その人のすべて」をトリートする(扱う)ようにしましょう
  • 「がん」と戦ってはいけません。この病を根絶するために使われている医療をサポートすることを心がけましょう
  • 身体・肉体的症状だけを助けるのではなく、感情・心理的レベルでも支援するようにしましょう

私達は「がん」そのものを治すことは出来ないかもしれません。でも「がん」と戦う患者さんの残された人生を少しでもよりよいものにするためのお手伝いは出来るかもしれないですね。

いろいろと考えさせられるワークショップでした。

興味深い内容の講義の通訳が出来て光栄です。講義をしてくれたメーガンに感謝します。また、通訳に多々聞き苦しい点があったかもしれません(未熟で申し訳ないです)が、参加してくださった皆様がこの講義を少しでも役立てて下さり、一人でも多くのがん患者さんが、アロマセラピーの恩恵を受けてほんのわずかでもその苦しみを軽減できたとしたら、とても光栄に思います。私自身もこれからの施術に役立てて行けたらと思います。

2007.06.23

IFA ワークショップ

今日はIFAで開催された、「占星術とアロマセラピー」というワークショップの通訳をしました。

今年達成したいと思っていることのひとつに「占星学をもう少し勉強して、知識を広げる」というのがありました。まぁ、私の場合かなり欲張りなので「達成したいこと」はいつもダラダラと20個ぐらいあるのですが(笑)、「占星学」と「タロット」に関してはある程度応用できるぐらいのきちんとした基礎知識をつけたいと「特別強化科目」?に指定したのです。両方とも、オーラソーマや他のヒーリングなどに関連して多少の知識はありますが、ちゃんと勉強していないので、応用するところまで行き着いてないのがもったいないなぁと常々思っていました。

そして、強化科目に指定してすぐに、このワークショップの通訳をするという話が来たのでした。これは偶然などではないと二つ返事、それが今日のワークショップだったわけです。

しかしながら実際に講義の準備をし始めてからは、やっぱりかなり大変でした。普通に想像しても奥が深そうな占星術ですから、どれだけの用語や知識の準備が必要なのかもわからず、さらには、聞いたこともないような占星術のテクニックもたくさん出てきます。

始まるまでかなり不安でしたので、今日は、とりあえずアークエンジェルを4人も呼んでお願いし(苦笑)、ビジュアライゼーションして、最後にはレスキューレメディを持参で行ってきました。

今日の講義者は、ワンダ・セラーという著名なアロマセラピスト兼占星術者です。日本でも彼女の著書は翻訳版(84の精油)が出ていて、私も英語のものを持っていますが、精油のダイレクトリーとしては使いやすいことが一番です。日本語版はイラストなどが入ってないらしいですが、英語版(The Directory of Essential Oils)は雰囲気のあるイラストが満載されていて、なかなか素敵な本です。ただ、今日この本を持って行って彼女にサインを入れてもらったのですが、本人曰く「すごく昔に自分のために書いた本で、これほど読まれることになるとは思っていなかった」と言ってました。

Directory of Essential Oils Directory of Essential Oils

著者:Wanda Sellar
販売元:C W Daniel
Amazon.co.jpで詳細を確認する

アロマテラピーのための84の精油 アロマテラピーのための84の精油

著者:ワンダ・セラー,高山 林太郎
販売元:フレグランスジャーナル社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

さて、実際のワークショップですが、結局参加者の占星術知識のレベルに差がありすぎたので、難しくて深い内容についてはざっと説明する程度で、体の各部位と黄道12宮の関連性を学び、その支配星から問題を特定し、クライアントを治癒へ導くオイルやハーブ、クリスタル、カラーを選ぶ方法を主に学びました。なかなか興味深い内容のものとなったと思います。

日本からこのワークショップにわざわざいらっしゃったIFA認定校の学生さんや卒業生の方達が、「有用な知識を学ばれ、今後何らかの形で活かして行ってくださればいい」と最後にワンダは言ってましたが、皆さんがこのワークショップを楽しまれてくれた事を切に祈ります。本当につたない通訳で時々、スコ~ンと違う話に飛んで言ったりと汗かきっぱなしでしたが非常に貴重な経験をさせていただきました。この学校のプリンシパルの方をはじめ、関係方々、そして参加者の皆さん、会場のセットアップをしてくれたIFAスタッフ、最後にワンダ本人にとても感謝しています。ありがとうございます!

このワークショップの内容に関してはまた別の記事で書きます。

ワークショップが終わってから、ロンドン中心部へ向かい仕事が終わったよっしーさんに会い、7月の試験採点通訳の打ち合わせ。彼女は私より先に出発するのですが、気がつくともうあと2週間切ってます。

私達はそれぞれペアを組む試験官が行うワークショップの通訳も担当するのですが、彼女の通訳担当の講義の内容がまたかな~り難しいらしく、頭を抱えていました。よっしーさん、頑張ってね!

通訳って、ただ言った事を別の言葉に置き換える作業だけをしている訳じゃないんです。その背景とか、正しい用語とか、話していることに関連した知識をあと10倍ぐらい知ってないと出来ません。集中力も必要です。

そんなわけでたったの3時間半の講義でしたが、今日はとても疲れました。

明日からアンジェリック・レイキのアチューンメントです。天使達に癒してもらえるといいなぁ。

2007.05.19

7月の日本!

7月に、IFA実技試験採点の通訳として日本に行くことになっています。

実は、試験官のJosieもMeganも、私も、そしてもう一人の通訳をつとめてくれる友人でもあるよっしーさんも、全員ほぼ初めての経験なんです。

試験官の2人にとっては、日本に行くのも初めて。決まってからは試験官トレーニングを行い、実際の試験に出かけ、さらには経験者達からのアドバイスを聞いたり、と準備と勉強に頑張っています。アロマセラピストとして、そして講師としては経験豊富な両人ですから、大丈夫です、きっと上手く行くことと信じています。2人とも多少の不安を感じながらも、本当に凄く楽しみにしている様子です。

もちろん、私も凄く楽しみにしていますよ~。

沢山の日本の学校の状況を見ることも、異なる手技を見ることも、アロマに対する違った見解を聞くことも、大勢のアロマセラピストの卵たちに会うことも、また学校の先生達とお話することも、すべて私自身のセラピストとしての経験につながっていくので、こういう機会を与えてくれたIFAにとても感謝しています。

・・・そうは言っても、試験の日程の手配から、航空券やら宿泊やらこまごましたものの手配、書類の整備や各学校への対応、個人的に試験を受けられる方たちへの対応などに追われて、他の人たちのことばかり考えていて、私自身が、「日本に行くのね~」ってムードにまだまだ全然なれてないんです・・・(苦笑)

今までこういうことをすべて担当されていた、大先輩のEさんが、ご結婚されてアメリカのシカゴへ行ってしまい、結婚式など個人的なことが続いているため、殆どご相談も出来ず・・・すべて手探り状態です(汗)。

試験のほかに、試験官によるワークショップ(セミナー)と大阪と東京での地域ミーティングを予定しています。ワークショップもまだ1日決まってないので、早く決めなくては・・・(大汗)。

地域ミーティングには、沢山の会員の方が来てくれると嬉しいなぁ・・・。こちらも沢山宣伝しないと、ですね。

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