食習慣
秋ですよねぇ…。
秋と言えば、「食欲の秋」なんて言葉がありますが、それは収穫の秋=美味しい初ものがいっぱい店頭に並び、そして厳しい暑さが過ぎて身体に優しい気温になって俄然元気が出てくるからなんでしょうね。でもこれって日本ではそうかもしれないけど、イギリスではあんまり関係ないかもしれません。まず、「厳しい暑さ」がないし、「収穫」って何がとれたっけ?って感じです。
もうロンドンではすっかり「秋」というより「冬」の空気が肌に感じられます。こちらも、秋には時々「インディアンサマー」と言って安定してマイルドな天候が続くことがありますが、朝晩の冷え込んだ空気はもう冬の匂いがしています。
最近、というかここ2-3年、食べ物にまったく無頓着で、ほとんど何を食べているのかわかっていないような状態です。一応私もセラピストなので、本来ならば人にアドバイスする立場ではありますが、アドバイスは「自分のことは棚に上げて」状態で、私の食生活ははっきり言って「酷い」です。
大体食べる時間がめちゃくちゃです。「おなかがすいたら食べる」ので、決まった時間に食べることはまずないです。そして「食べたい物を食べたい時に食べる」ので、ちゃんとした食事にならないことがしばしばです。食べたくなくても空腹を埋めるために適当に食べることもあります。そして食べているものも、適当です。
生まれてから成人するまでは、実家で母の作る食事を食べていました。母は毎日ちゃんと栄養を考えたきちんとした食事を作ってくれましたので、私の体の基礎はその母が毎日食べさせてくれた食事が基になっている訳で、「健康で医者いらず、免疫力が高くてほとんど風邪もひかない体」があるのも母のおかげだと、言葉では言い尽くせないほど感謝しています。
私の食習慣がこんなに酷くなったのは、セラピストになってからです。笑えない話ですよね。会社勤めをしているときは、毎日リズムのある生活をしていたので、自然決まった時間に食べていましたし、無頓着とはいえ味にうるさいので、イギリスに氾濫しているまずいものには見向きもせず、多少お金がかかっても自分の基準の「おいしいもの」を食べていました。これは今でも変わらず、たとえばこちらの安スーパーのテ○コとか○ィンズベリーズとかのさらに安いレンジのものは絶対に買いませんし、テ○コに至っては店に入るもの嫌です。(テ○コファンの方がいたらごめんなさい)。もうイメージ的に「不味い」し波動が低いのです。
で、今の私の食生活ですが、平均すると1日2食ぐらい、ひどいときは1食、あとはマッサージなどのトリートメントをすると絶対に食べたくなる甘いもの(主にチョコレート)、それにハーブティーとお水とフルーツジュースで生きています。食事そのものも大抵は野菜スープとパン、たまに生野菜のサラダ。たまにご飯かパスタ。それだけ。
…これって、「もう少し考えた方がいいのでは?」って思うのですが、根本的に料理嫌いで、面倒くさいことをするのも嫌いなのと、インスタント食品を受け付けない体なので解決策がなかなか見つからないです。昔はそれでもちゃんと料理していたのに、いつからこうなったんでしょうねぇ。
もともとストレスが食生活に直結する方なので、ストレス過剰になるとものすごい勢いで食べるようになります。私がたくさん食べるときはストレス過剰信号が発信されているので、すぐにわかります(笑)。摂食障害とまではいかないけれど、過食症気味、拒食症気味、時と場合によりどちらかに振れます。10代後半から20代は圧倒的に「拒食症傾向」でしたが、今は「過食症傾向」のようです。
何で食べ物の話を書いているかと言うと、実は今「ライトイーター」の本を読んでいるからなのでした。この本は、食物を食べることを止めて、いわゆる「光食」で生きている方が、そのことについて書いているものです。
とてもへヴィな内容なので、一言ひとことをかみしめて読むためなのと、こんなことを書くと翻訳された方に申し訳ないのですが、訳が良くなくて時々「?」になり原文を想像しながら読んだりして、全然先に進めなくてすごく読破に時間がかかっています。翻訳された方はその「訳者あとがき」(先に読んじゃいました・笑)で「最初は内容に抵抗があった」と告白されていますので、その抵抗が訳を難解にさせてしまったのかもしれませんね。また彼女は「訳していくと、どんどん食欲が減退して行った…」と書いていましたが、実は私もこの本を読んでいると「食べたくなくなる」ことが多くなります。そして本気で「食べなくてすんだら食費浮いて、生活が楽になるなぁ…」などと考えてしまいます。(そういう思考じゃライト・イーターにはなれないのかな?)
それにしても「食べること」って3Dでは人間の生活の基本ですよね。それを人々がやめてしまったら、いったい世の中はどうなるんでしょうね。産業革命どころの騒ぎじゃないですね。軍需産業と食産業、無くなるのはどっちが先でしょうね~…。
そんなことを考えながら、さっき野菜スープとパンを食べました。まだまだ私にとっても先は長いようです。
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私なんかベジタリアンになろうとがんばっても、定期的に「肉食」の時期が来てしまいます。そういうときは、「肉のカルマ?を私が食べて昇華させていただく」つもりで食べていますが、実際にできているとは思えません。
健康に食べることは健康な精神につながると思っているので、食べることには欲張りですが、光を食べて暮らすことにはあこがれますー。
朝、朝日を”食べる”と1日元気でいられる気がします。おなかはちゃんとすくけど!
投稿: ファデット | 2008.10.05 20:38
ファデットさん、こんにちは~!
美味しいもの好きで、お料理も上手なファデットさんはが「光食」にあこがれているって言うのは結構意外でした~!
本当はもう、私たちも「光食」が始まっているんですって!
だから必要以上に食べてしまうと、体重が増えてしまうのだそうです。すでに光から栄養をもらっていて、ただ気づいていないだけなのだとか。
朝日を食べるのはエネルギー的にもかなり良いらしいですね。私の場合「朝日を見ること」そのものが難しそうだけど…。
でもその「ライト・イーター」の方の話によると、「光」というよりは「愛」なんだそうです。「無条件の愛の波動」から体に必要な栄養を補給できるんですって!最近「愛」のない食材がいっぱいあふれているから、食べたくなくなってきたのかなぁ?なんて考えたりもしています。
投稿: Aurora Amethyst | 2008.10.05 23:17