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2007.09.02

日本滞在記その10-アロマセラピスト

今回の仕事で、短期間にアロマセラピーにかかわるたくさんの人たちと会って、あらためてアロマセラピストを含めた「セラピスト」について考える機会をもらったように思います。

トリートメントにやって来るお客様達は、アロマセラピーなどの相補(補完)療法に何を求めているんでしょう。

リラクゼーション?ストレス解消?リフレッシュ?体の緊張の解放?痛みの軽減?症状の改善?生活の質の向上?エネルギーチャージ? 

もし私が客としてトリートメントを受けるとしたら・・・?もちろんそのときの自分の状態で望むことは多少違ってきます。肩こり解消のような身体的なものだったり、ストレス解消のような心理的なものだったり・・・。でも、どんな時でも絶対にはずせないものは「癒し効果」と「ホリスティックな効果」ではないかと思います。 

大阪ミーティングに出席してくださった、アロマセラピストのNさんは、イギリスのレイワースという学校でアロマセラピーやその他のセラピーを学ばれて日本で活躍されている方です。私のセラピスト友達にもこの学校出身のアロマセラピストが2人ほどいますが、2人ともとてもホリスティックなトリートメントをする素晴らしいセラピストです。この学校のアロマセラピーコースは以前はIFAコースだったのが、今は諸事情によりITECになってしまったのです。ITECになってもなお、IFA事務局マネージャーのポーリンなどもこの学校のアロマセラピーコースはとても高く評価しています。

そのNさんが、ミーティングの準備中の私にとても遠慮がちに話しかけて来られました。「去年ミーティングにいらしていたIFAの方と連絡が取りたいのですが、連絡先はわかりますか?」ちょうど直前にそこでワークショップを行っていたので、そのことに関する質問かしらと思ったので、一瞬「?」と手が止まりました。「何か伝えることがあるのなら、伝えますけど?」もちろん去年大阪ミーティングを行ったのは、試験官のブレンダ・スコットと、その通訳をしたEさんで、私もEさんはよく知っていますが、内容もわからずEさんの連絡先を教えていいのか判断しかねたため、伝えたい話の内容を伺ったのです。Nさんはとても困ったような顔をされて、少し戸惑っていらっしゃるようでしたが、やがて決心したかのように、お話してくださいました。

Nさんは、2005年に起こったJR福知山線の事故で被害に遭われた方にちょうど1年ほど前からアロマセラピーを定期的に施術しているのだそうです。この方は、事故で骨盤や左足、左鎖骨など10箇所以上の骨折をされ当初は寝たきりで動くことも出来なかったのだそうですが、懸命のリハビリで車いすへ、1年後には松葉杖で歩けるようになり、職場へ社会復帰も果たされたころにNさんのサロンにいらっしゃったそうです。

このような悲惨な事故にあわれ、大怪我をした方へ施術することになったNさんは、状況の難しさにいろいろと悩まれたそうです。そしてちょうど同時期に行われた2006年のIFA大阪ミーティングの際に、試験官のブレンダと通訳のEさんに相談され、的確なアドバイスをもらって非常に助かったので、お礼が言いたいとおっしゃっていました。

相補療法セラピスト、ホリスティックセラピストとしての心がけは、「クライアントの全体」を診ることが大題目、基本中の基本です。そうは言っても、普通のお客様は「肩こりを何とかしてほしい」とか、「腰が痛くて」とかと言うことは簡単におっしゃられるものの、「何故肩こりになったのか」はなかなか話してくれません。もちろん「仕事でコンピューターを何時間も使うから」等の身体的な理由はすぐに教えてくださいます。でも、体を触ってみるとそれだけが原因ではないことが私達セラピストはすぐにわかるんです。ご本人も気が付いていない、あるいはそれが主原因だと思っていないことなどは、何度か施術していくうちにふとしたことで話してくれたことで究明の引き金になったりするものです。

お客様をホリスティック(全体的に)診る、と言うのは、お客様が心を開いて下さって初めて成り立っていくものです。では、どうしたら心を開いてくださるか・・・。これは、「これだ」って言えるものが人によって違うので、一概には言えないんじゃないかと思います。ただひとつ確実に言えることは「信頼関係を築くこと」、それがまず第一歩じゃないかと考えます。

Nさんと話をしていて、最初はこのお客様のことを取り上げることを凄くためらっていらっしゃるのを感じました。でも、無理もないことだと思います。私がもしそんな状況になったら、やっぱり凄く悩んだと思います。また、お客様との信頼関係もあるからどの程度人に話したりしていいのか、また誰に相談したらいいのか。セラピストとして物事の境界線を決めるのって、事が重大であればあるほど難しいです。とりわけこのお客様のPTSDPost Traumatic Stress Disorder、心的外傷ストレス障害)への対応が遅れているのを知ったNさんの悩みは大きかったようです。

Nさんのお話を聞いていて、彼女がいかにこのお客様との信頼関係を大切にしているかがわかりました。きっと的確な対応をされて来られたのだと想像できます。

また、彼女には「お客様との信頼関係」の他にもうひとつセラピストとして解決しなければいけないことがありました。それは、仕事をしていれば当然付いてくるもの、報酬についてです。このお客様は事故の被害者であるため、「加害者に支払い責任がある」と考えるのが必然です。が、事が107名もの死者を出した大事故、加害者は大企業、物事はそれほど単純ではなかったようです。この事故を起こした企業は、アロマセラピーは医療行為ではないので、支払い拒否とのことだったそうです。これでは施術に集中できないですよね。実際にお客様はトリートメントの効果を実感されているのに、社会的に認められないと言うのはとても残念なことです。また施術しているセラピストにとっては死活問題です。

事がとても複雑だっただけに、Nさんは「自分の胸の中にしまっておいたほうがいいのでは?」という自問をおそらく何百万回も繰り返されたのだと思いますが、ミーティングで自己紹介をしたときに、この話をされていました。ミーティングでセラピストの横のつながりの話をしたことがきっかけになったと後で教えてくださいました。今後、Nさんのこの貴重な体験が、他のセラピストが同じような状況に遭遇した時に必ずや役に立つと思います。また、Nさんは、セラピストをケアするセラピストグループのようなものも必要だとおっしゃっていますが、同感です。先の記事ネットワークで書いた、スーパービジョンも同様の主旨なんだと思います。

ところで、Nさんからこの事故のこと、このNさんのお客様のことについて書かれている一冊の本をいただきました。アロマセラピーの施術のことも少しだけ出て来ます。事故の考察はとても考えさせられるし、被害者の方の手記は感情を揺さぶられる内容です。興味があったらぜひ読んでみてください。

JR福知山線事故の本質―企業の社会的責任を科学から捉える JR福知山線事故の本質―企業の社会的責任を科学から捉える

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いろいろ葛藤もあったと思いますが、貴重な体験を皆と共有してくださったNさんに心から感謝しております。ありがとうございました。

また事故で亡くなられた方たちのご冥福と、怪我の治療や後遺症に悩んでいらっしゃる方たちの身体と心の傷が少しでも軽くなるように、またご遺族や被害者の家族・友人たち、事故にかかわって来た人たち、すべての皆さんが少しでもよりよい生活に戻れるように願っています。

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Aromatherapy アロマセラピー」カテゴリの記事

コメント

この記事に登場するNです!
本当に私が言いたくてもなかなか言えないことを代弁してくださっているようでありがたいです。試行錯誤、実践で対応するしかなかったのでセラピストさんにこうして共感していただくことはとても心強いです!
本当にありがとうございます!!

みんなでがんばりましょ~!!

Nさん

コメントありがとうございます!
言葉で言いたいことを表現するのって難しいですね。特に自分以外の人が絡んでいたりするとなおさらです。感情って理論を越えているところにあるので、表現しようとするともどかしくなる・・・。

でも、セラピストにとって大事なのは「実践」だと思いますし、「実践」の積み重ねで見つかっていく事実を述べるだけでも十分な説得力を持っています。

Nさんの経験はセラピスト皆で共有していきたい大きな財産です。だから辛いこともある程度共有出来たら、セラピスト同士の支えにもなると考えます。課題もいっぱいあるけれど・・・。

このような経験を皆に紹介してくださって本当に感謝しています!Nさんのお客様にも深く感謝いたします。「ありがとうございます」とよろしくお伝えください。

>みんなでがんばりましょ~!
そうですね!まずは「自分が出来ることから」ですね!

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